
アイスごはん(冷めたお米・冷やしたお米)には、
「レジスタントスターチ」というものが含まれています。
レジスタントスターチとは...
「レジスタント」とは、消化されないを意味し
「スターチ」は、でんぷん指します。
つまり、レジスタントスターチは消化されにくい
でんぷんのコトで食物繊維の一種です。
消化されにくいということは、
エネルギー(カロリー)にならないということですが、
レジスタントスターチはさらに、
腸内細菌に対して良い影響を与える整腸作用があり、
生活習慣病の予防効果があるとされています。
ですから、
朝に冷えたおにぎり等の 「アイスごはん」 を食べると、
ゆっくりと消化されるので、
お昼の食欲を抑えることができます。
ということは、
お昼に 「アイスごはん」 を食べれば、
夕食後の食欲を抑えることになるのです。
ちなみに、
上記のような、最初にとる食事(ファーストミール)が、
次にとった食事(セカンドミール)の後の血糖値に影響することを、
「セカンドミール効果」といいます。
( ..)φメモ
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標値を
GI(Glycemic Index グリセミック・インデックス)というのですが、
2003年にWHOから
「
過体重、肥満、2型糖尿病の発症リスクを、
低GI食品が低減させる可能性がある
」
というレポートが出されました。
「アイスごはん」 に含まれる「レジスタントスターチ」は、
ゆっくりと消化される = 血糖値がゆっくりと上がるという
まさしく 低GI食品なワケです。
(^ω^)ノ
また、食品として似てはいますが
もち米はレジスタンスターチが少ないので効果が下がります。
逆に玄米は効果がアップします。
そして、夜に 「アイスごはん」 を食べるよりも、
朝や昼に食べる方が、ダイエット効果が高くなります。
( ..)φメモメモ
なにせ、
「アイスごはん」は「ごはん」ですから、
簡単 & お金もかかりません。
おにぎりだけでなく、氷茶漬けや冷製リゾットなど
色々くふうして、バリエーションを持たせたいものですね。
暖かいごはんと 「アイスごはん」、同じカロリーだとしても
低GIの作用で、痩せることができます。
「アイスごはん」の取り入れやすいタイミングを見つけ、
継続することを心がけましょう。
続けることで効果が出てきます。
(^ω^)ノ
ところで なかには、
「アイスごはん」だと体が冷えるのではないか? と
心配する方もいるかも知れませんね。
よく、「暑い日に熱いお茶を飲むことで、逆に涼をとる。」
ということを聞いたことがあるかと思います。
熱いモノが胃に入ると、胃を冷やそうとする作用が働きます。
胃に直接冷たいものを注入する器官があるワケではないので、
体の内部を冷して、間接的に胃の熱を取ろうとするわけです。
その為には汗をかく(余計にね)。
そのコトとは逆に、
胃に冷たいモノが入れば、胃を温めようとします。
胃に多くの血液を送り、血行を良くするワケです。
その為にはエネルギーを使います(余計にね)。
人の機能というのは、良くできていますよね。
(^ω^)ノ
でも、疲労やストレスなどで、
そういった機能が弱っていると思う場合は、
(冷え続けてしまうという自覚がある場合は)
体が代謝を上げられる香辛料...
ショウガ・ワサビ・トウガラシ・ネギ・ニンニクなどを
「アイスごはん」プラスすれば解決できます。
( ..)φメモ^3
ダイエットにはNGと思われていた炭水化物である ごはん で
しかも、簡単 & リーズナブル に痩せれるなんて
嬉しいですよね。
(^ω^)ノ
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